トーケン工業は、建築用鋼製下地材メーカーとして1969年(昭和44年)に設立いたしました。創業以来、半世紀以上にわたり、多様化するニーズに対応するべく、軽量化や不燃化、施工の簡易化、耐震化、快適性の追求など、様々な内装下地材の開発・製造に取り組んでまいりました。
その成果は高く評価され、おかげさまで自治体の公共建築物をはじめ、高層マンションや学校、医療施設から商業施設、産業施設にいたるまで、多岐に亘る建築物にて弊社製品をご採用いただいております。
天井や壁の内側に使われる下地材は施工終了後、目にふれることはありませんが、安心・安全を担う空間づくりに不可欠な役割を担っております。弊社は人々の命を守る内装下地材の専門企業としての供給責任を果たすためにも、常に内装施工現場への迅速・きめ細かな対応を心がけてまいりました。施工現場のニーズに合わせて自社工場で加工してタイムリーにお届けすることはもちろん、自社製品以外の建築資材もワンストップでお届けする商社機能を強化し、現場における利便性や効率性に配慮。卓越した提案力を持つ営業スタッフと自社工場の技術力を連携させ、最適な下地材を最適なカタチでお届けできる対応力こそが弊社の強みであると自負しております。
時代と共に弊社製品に求められる機能性や効率性、安全性も変化しています。特に近年頻発している自然災害による被害は人類の存続に影響を与える重要な課題と認識し、製品開発における耐震・耐風圧などの安全性は最も重要視しております。今後も災害から人命を守り、加えて環境保護対策、建築業界の人手不足などの課題を解決する製品、そして豊かで快適な環境づくりにつながる製品のご提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めてまいります。
トーケン工業ならではのノウハウを次世代へと引き継ぎ、様々な社会課題の解決に貢献できる企業へと成長していきたいと考えております。お客様をはじめ、取引関係各社様には変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。